先月治療も虚しく肺癌で他界した父の闘病生活を振り返って思う事……。たくさんありすぎてまとまらないかもしれませんが、まず今いちばん考えてしまうのはやはり治療について。だと思います。
考えても答えはでない事は承知ですが、抗癌剤治療は本人の為に本当に良かったのか?という疑問がどうしても残ります。
入退院を繰り返し、時に病状が急変また持ち直しながらの辛い治療でほんの数ヶ月余命が伸びた事にいったい何の意味があったのでしょう?
病気ではなく治療で食べる事ができずフラフラになりながらの通院、もう通う気力も無くなり限界がきて治療を断念。
治療をやめたら日に日に元気が戻り、食欲もでてきて少しの間でしたが苦痛のない生活を送る事ができました。
治療をやめたからその後の癌の進行が早まったのか?治療を続けていても余命は同じだったのかはわかりません。
ただ、最後まで治療を続けていたら好きな物も食べられないままだったかもしれない…と考えると最初から抗癌剤治療をしなかったらもっと長く普通に過ごせたのではないか?もっと色々な事を検討して治療の方法を模索すべきではなかったのか?と今更ですが悔やまれます。