役に立って看護師長さんの話

私がお産以外で入院したのは、2番目の子が切迫早産と診断された時でした。妊娠8か月なのに子宮口が1~2cm開いているので念の為2週間の入院となりました。

ある日、看護師さんが私達の部屋にいらして雑談をされましたが、その話が後で私にとってとても参考になる事になるとは、その時は思いもしませんでした。

看護師長さんの話とは、早期破水した時の事でした。
早期破水をすると、その量の多さに驚いて、バスタオルを挟んでタクシーなり救急車なりで病院に駆けつける妊婦さんが多いそうです。でも、それでは黴菌が入る恐れがあるので、必ず滅菌されているお産用のナプキンか生理用のナプキンを当てて、という事でした。

そして、破水すると慌てるけれど赤ちゃんの頭が下がったら破水は収まる事、羊水は常に作り出されて入れ替わっているので破水しても羊水が無くなってしまう訳ではないという事でした。

2週間で退院した私は、結局予定日を2~3日過ぎた日に家で破水しました。すぐ破水だと気付きトイレに駆け込みましたがバシャバシャ音がする程の大量の破水でしばらくはそのまま座っていざるを得ませんでした。

その後は看護師長さんの話を思い出し、下着を履き替え、中にお産用の大きなナプキンを敷き、タクシーに座る時には念の為バスタオルを敷いて座席を汚さない様にしました。

お陰で黴菌も侵入せず、落ち着いた気持ちで陣痛を迎え、3,645gの元気で大きな息子が産みました。
これもあの時の看護師長さんの話のお陰です。

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