数年前、軽い脳梗塞で1か月ほど入院しました。
1番辛かったのは、入院して最初の一週間は点滴などで繋がれ、病室のベッドから一歩も動けなかったことです。
それまで何の不自由もなく、自由に動き回っていたので、動けないことがこんなに辛いのかと実感しました。
4人部屋だったので、知らない人とずっと過ごすのもしんどかったです。
ひたすらテレビを見たり、ちょっとは寝返りを打ったりして、気を紛らわせました。
最初の1、2日はご飯も食べられない状態だったので、しばらく経って食べられるようになってからは、ご飯の時間だけが救いの時間でした。
ご飯の時間になると、少しは時間が経った、と思い、その度に安心感がありました。
また、家族がほぼ毎日お見舞いに来てくれたので、それにはかなり助けられました。
持って来てくれた雑誌や本を読んだり、iPadを見たりしていました。
重症の時も大変ですが、病気ながら元気なときも、それはそれで辛かったように感じます。
よくなるには、とにかく食べられるものは食べることです。